Linuxの基礎コマンド-chmod

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chmod(Linuxのコマンド)

#Linux ファイル・フォルダのパーミッションを変更する。いつも忘れる。

$ls -l
total 4
drwxr-xr-x 3 kyakko kyakko 4096 May 22 16:48 linux_programs
-rw-r--r-- 1 kyakko kyakko    0 May 22 17:10 testfile

• 1文字目：ファイル種別 これがファイルなのかフォルダなのかを表す。

1文字目	意味
-	ファイル
d	フォルダ
l	リンク

• 2~4文字目：所有者に対する権限
• 5~7文字目：所有グループに対する権限
• 8~10文字目：その他のグループに対する権限

文字	意味
-	だめ
r	読取り
w	書込み
x	実行

アクセス権限の変更

指定方法は２通りある。

1. 数値で指定する

$ chmod 764 testfile.txt のような感じ。 この数字は3桁で表記され、それぞれ以下の数字の合計値を入力する。

数字	mode	意味
4	r	読取り
2	w	書込み
1	x	実行
つまり、上の例は

• 所有者(7)：rwx（読取・書込・実行）
• 所有グループ(6)：rw-（読取・書込）
• その他グループ(4)：r—（読取） を表してるってこと。 $ chmod 777 testfile なら、すべてに対して実行権限(rwx)を付与している。

2. アルファベットで指定する

$ chmod u+x testfile.txtのような感じ。 これも3文字で表記され、変更対象・変更方法・変更内容を表す。

変更対象	意味	変更方法	意味	変更内容	意味
u	ユーザ	=	指定した権限に変更	r	読取り
g	グループ	+	指定した権限を追加	w	書込み
o	その他	-	指定した権限を消去	x	実行
a	すべて

つまり、上の例は

• ユーザに対して
• 次の権限を追加する
• 実行権限 を表している。 この指定方法は複数選択可能なので、 $ chmod go+wx testfile.txtとすることもできる。